ブログ「石原明の経営のヒント」

新しいサービスが始まったら初心者の気分で考える

パソコンの普及はこれからが本番、そして、これからはまったく初心者レベルのユーザーが本格的にパソコンを使い出すそうです。そこで、そんな新しいユーザー層に向かって新サービスを展開している会社があります。このサービスは「J Word 検索」と言い、検索バーに日本語を直接入力すると、登録してあるページをダイレクトに表示するサービスです。今の検索はYahooにしてもGoogleにしても英語入力して検索していますよね。それが日本語でいけちゃうんです。

jword1.bmp

 J Word 検索:石原明(私も登録してみました)
 
 ⇒“石原明”と打ち込めば、ダイレクトで私のHPにアクセスできるようになりました。
   無料専用ソフトをインストールすると使えるようになります。

発想としては「日本人=英語が苦手=アルファベットを打込むのがストレス=アクセスしてくれない」のであれば、アドレスを日本語で打込めるようにしちゃいましょう!というものです。自分のお店の名前だったり、商品名だったりの日本語を事前に登録しておけば、お客様はその言葉をアドレスバーに直接打込むだけで、特定のHPに飛ぶことができるようになりますから、これは便利です。・・・・これにより、企業はお客様を速やかにかつ確実に自社のホームページに誘導できる訳です。

実はこのサービス、日本と同じ漢字圏の中国では既にパソコン利用者の95%以上が利用しているというスタンダードなサービスで、そこに目をつけた伊藤忠商事とGMO(グローバルメディアオンライン、JASDAQに上場)が、中国の会社と合弁会社を作り日本でも普及を始めたそうです。
 
ネットユーザーは専用ソフトをダウンロードする必要がありますが、今は、NECやSHARP、DELLなどの大手のパソコンには出荷段階で初期機能としてインストールされていて、また簡単にインストールできることから、既に日本でも1800万台弱(毎日2~3万台のパソコンにインストールされ続けている)のパソコンに入っているそうです。
 
私たちは英語入力に慣れていますから、いまさら・・・って思ってしまうんですが、始めてパソコンに触れた人は、与えられた環境がスタートなので、これからはこの検索が主流になると思いいます。

新しいサービスが始まったら初心者の気分で考えて、早く対応すると大きなビジネスチャンスになります。既にいろんな言葉を日本語登録をしている会社が出ているそうですが、自社のビジネスにプラスになると思ったらすぐに対応した方がいいですね。

情報提供:私の登録をしていただいた「J Word 検索」代理店の株式会社アトム(042-521-6636)さんです。詳しい内容を直接聞きたい方は、こちらの担当の日根さん(女性)に聞いてみてください。彼女が詳しく対応してくれます。

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