ブログ「石原明の経営のヒント」

仮説より現実、ユーザビリティはこうやって評価する

ホームページにとって、ユーザビリティ(=ユーザの視点を追及し、ユーザ満足度を高めること)ってとっても大切ですが、実際問題自分の会社のホームページってどうなのよって考えても、よく分からないのがほんとのところじゃないかと思います。

内容もそうですが、例えば“使いやすさ”についても、リニューアルしたホームページを「きれいですねぇ~」とか「カッコいいですよ」なんて言われることはあっても、なかなか「使いやすくなりましたねぇ~」とか「すっごく便利になりました」って言われたことは無いんじゃないでしょうか?

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ですから、リニューアルが結果(=利益につながるモノ)として価値があったのかどうかよく分からなかったりしています。・・・さらに考えると、評価基準が無いままリニューアルしているってことも多いんじゃないでしょうか?

実はこういった問題に非常に的確に答えてくれる会社があります。この会社は株式会社ビービット(社長は遠藤さん)と言って、企業のホームページをまさにユーザビリティという観点から評価、作成するサポートをしています。

サービスの基本となることは、表面的な評価を回避するために、ビジネスゴールやターゲットユーザーを設定し、実際にサンプリングした人達(15人~100人規模)にホームページを使ってもらうという「ユーザビリティテスト」をすることで行うそうですが、いくらこうじゃないかと考えてみても(仮説を立てても)、実際に使ってもらわないと本当のことは分からないと、テストするたびに思うそうです。

だから、地味な仕事を積み重ねるようなサービスが一番大切なんだそうです。

実は、この会社、今かなり注目を集めていて日本生命やヤマハ、三井住友銀行などにもサービスを提供しているそうです。

仮説より現実が大切、ユーザビリティはこうやって評価、向上させるという良い見本だと思いました。

経営コンサルタント石原明 公式サイト 石原明.com
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