ブログ「石原明の経営のヒント」

本は「脳」が読んでいるんだ!

年明け7日~11日の5日間かけて「速読」の講習を受けました。講習の時間は毎日9:30~17:00とけっこうハードだったんですが、その甲斐あって1ページ約6~10秒で本が読めるようになりました。このペースだと300ページの本が約50分で読める計算になるそうです。


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一緒に受講した私の秘書はなんと、1ページを3秒ペースで読めるようになり6秒なら熟読できると言っています。ちなみに、このペースなら300ページの本をだいたい25分~30分で読める計算になります(ーー;)

なぜ、「速読」を習ったかと言うと、今年から顧問先のスタッフのビジネスにおける基礎力(情報収集&処理能力UP・・・ナド)を向上させるサービスを始めたいと思っていて、その一環としてまず「速読」を、自分がやってみようと考えたからです。

さて、「速読」といってもその流儀や練習方法、また右脳系、左脳系といろいろありますから、いったいどれを習ったらいいのかということで、かなりリサーチしたんですが、達成感の無い「右脳系の速読」よりも読んだ時点で内容がしっかり分かる「左脳系」の方がビジネスに直接役立つと思ったので、左脳系を習うことにしました。

さらにどの先生が良いかと考え、さがした結果、たぶん日本で一番良いのでは(私がですよ)と思い、SRR速読教室寺田さんにわざわざ福岡からでてきていただきました。

で、分かったことは"本は「目」が読んでいるのではなく、「脳」が読んでいる"ということです。そして、脳本来の処理速度はすごく早いのに、情報を受渡す目がボトルネックになっていて、本がゆっくりしか読めていなかったということです。・・・すごい処理速度の機械の前に、仕事に慣れていない作業スタッフがいる感じですね・・・(ーー;)

脳はトレーニング(機能が無いから鍛えて付けていく)しなくても、もともと早く読める(情報を処理できる)わけだから、目が脳に入っていく情報を妨げないように訓練すれば誰でも早く本が読めてしまうということです。
 
この感じをつかむために、いろんな方法を繰り返すんですが、ピントが合った瞬間に、突然文字が脳に流れ込んできて、結果として凄~く速く読める様になりますからちょっとビックリするかもしれませんね(ーー;)
 
そう、読んでいるというより、「見てる」・・・って感じになって、それでしっかり内容が伝わってきます。

出来たことを出来ない人に伝えるのは、感覚の問題なんでちょっと大変ですが、教え方を工夫すればかなりの人に速読が教えられるんじゃないかと思います。あ、もちろん寺田さんに助けてもらってですが・・・(*^^)v

顧問先や通信教育の『高収益トップ3%倶楽部』の会員向けに、今年はこういった講習のサービスも始めたいと思っています。興味のある方は是非参加くださいね。

ちなみに写真は寺田さんが作っている「速読」の独学用ソフトです。

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