宮城県浅野県知事より講演の依頼がありました!
2005.04.16 01:14 written by ishihara カテゴリ:とっておき情報
地方の行政が独自に進める「経済産業再生戦略プロジェクト」が注目されていますが、そんな中でも特に宮城県の動きが注目されているそうです。これは知事である浅野史郎氏のリーダーシップによるところが大きいのだそうで、全国のモデルケースにもなりつつあるそうで、やっぱりリーダーの存在は大切なんだと思います。
そんな浅野知事より講演の依頼があり、お役にたてればと思ってソフトブレーン宋会長と一緒に講演して来ました。
【講演会にあたって浅野知事からのメッセージ】
今、宮城県では、地元の中小企業支援施策、中でも営業力強化、販売促進支援を積極展開しています。緊急経済産業再生戦略の新事業創出マーケティングサポート事業、みやぎものづくりリーディング企業チャレンジ事業(セールスレップ事業)、などがその代表例であり、今回は「営業力」についてセミナーを開催することにしました。
厳しい市場競争を勝ち抜くためには、マーケット・ニーズを的確につかんだものづくり、営業展開が不可欠です。今回のセミナーでは、営業力強化コンサルティング業界最大手のソフトブレーン株式会社の宋文洲会長をお招きして、組織的営業力、科学的営業力の強化についてお話しいただきます。宋文洲会長に精神論や根性に頼りがちな旧い営業スタイルにメスを入れていただきます。また、株式会社日本経営教育研究所の石原明代表取締役には「売れる仕組み」の作り方、考え方についてお話しいただきます。
会社の営業力強化のヒントとなる情報とノウハウを、このセミナーでぜひ手に入れていただきたいと思います。 (宮城県知事 浅野 史郎)
【緊急経済産業再生戦略とは】
地域経済を取り巻く質的な環境変化に加え、厳しい財政下にある国からは、旧来の地方経済支援のための財政支出を期待できる状況にはないことから、中央依存型ではなく、地域自らが富を生み出す、自立型の経済構造への転換が必要です。こうした地域経済の再生には地域自らが今日の環境の質的な変化を直視し、全産業分野で企業経営体が、経営改革、業態転換などに取り組み、環境変化に対応した強靱で、高い競争力を有する経営体質への転換を進める一方、次世代の新成長産業群の創出に向けた産業基盤の整備を急ぐ必要があります。
緊急経済産業再生戦略は、地域経済が自立型の経済構造に転換し、新たな成長発展のステージに移行するため、地域の行政、産業、大学がともに一体となって、平成15年度から17年度までの短期間で戦略性の高い産業経済政策を推進するための、地域独自の経済再生プログラムとして平成15年9月に策定されたものです。
参加者のみなさんの熱い視線を感じ、宮城県の行なっている改革に対する参加者の思いを体験した一日でした。今後もお役に立てるように応援していきたいと思っています。