ブログ「石原明の経営のヒント」

陶芸教室が熟年男性に人気

今日は、趣味の話題です。団塊世代を対象にした昨年の日経MJ調査では、10人に1人の男性が、今後、絵画、手芸などとともに陶芸を趣味とし、年間約252,000円をその趣味につぎ込む予定だという結果が出たそうです。


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陶芸は、土をいじることで癒されたり、炎との対話で無心になれたりするところもその魅力なのでしょうが、『作品を誰かにプレゼントすることができる』というのも、人気の理由のようです。贈り物をすることで生まれる「対話」がまた楽しいのでしょう。

おもしろかったのが、新聞の記事に出ていた「陶芸教室選び9つのポイント」という統計。参考までにご紹介しましょう。

1)自宅から近い
2)粘土の種類が豊富
3)電動ロクロの数が多い
4)釉薬を独自に配合している
5)釉がけをさせてくれる
6)先生(作品)との相性がいい
7)男性比率が高い
8)先生の手がアカギレしている
9)焼成は酸化、還元の両方ができる

以上、いかがです?通う距離や先生との相性というのはよくわかりますが、その他あまりに専門的なポイントが挙げられていて、私はちょっと意外でした。ということは、その陶芸教室がはやるかどうかは、「どこまで本格的な教室か」がポイントになるということです。違いのわかる世代を相手にした商売は、本物志向が大事なのですね(*^^)v

統計を取ってみると、その結果が自分のイメージや掴んでいた感触とは大きく違うことがあります。決して統計結果にだけ合わせればいいということではありませんが、その統計結果を上手に自分のビジネスに生かしていくセンスを持つと、世の中を見ることがもっともっと楽しくなります♪

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