メダカでボウフラ退治
2006.03.30 11:46 written by ishihara カテゴリ:発想転換のツボ
今年は例年より早く、関東地方でも桜が満開になりました。みなさん、お花見はされたでしょうか?私の事務所は神保町なので、この周辺にも数々の「桜の名所」があります。上野の不忍池もそのひとつで、水辺に咲く桜は、なかなかいいものです(~o~)
さて、そんな不忍池に、毎年メダカが大量に放流されていたなんて、ご存知でしたか?池に発生するユスリカの幼虫「ボウフラ」をメダカに食べさせ、退治するのを目的に、市民団体「不忍池をきれいにする会」が、20年以上前から実施しているのだそうです。
上野公園では、花見シーズンから、ユスリカが発生して観光客を悩ませるため、今年は気合を入れて、昨年の2倍のなんと2万匹を放流したそうです!メダカを放流して2日もすれば、ボウフラがほとんどいなくなるというのですから驚きですよね。しかし、メダカは水鳥やブラックバスに食べられてしまうため、効果が長続きしないのが悩みの種だとかいう報道がされていました(ーー;)
なんでも、このニュースに対しては、そもそもめだかが死んじゃうのは不忍池の環境が悪くってメダカ住めないからだとか、ボーフラの数はスッゴク多くてめだかじゃ絶滅させられないはず・・・とかという話もあるんですが、何かなじみのあるモノや事柄に対して、知らなかった話や話題って“人を引き付ける要素がある”ってことがおもしろいと思いませんか?
それに、へぇ~って思うので口コミされる要素も高いですよね。
あなたが扱っている商品の意外な開発秘話や、影の努力・・・そういうのっておもしろいって事です。インターネットという、情報発信には最高のツールが出現した今、そういった情報を数多く発信していくことで、経営もずいぶん変わっていくと思いますよ(*^^)v