光化学スモッグSTOPに東京タワーも貢献
2006.04.02 15:07 written by ishihara カテゴリ:経営のヒント
東京都は、都内の企業と協力し、光化学スモックの原因物質とされる揮発性有機化合物(VOC)を含む塗料の使用制限に乗り出すそうです。都が管理する隅田川の白髭橋の塗り替えをはじめ、東京タワーや、東京電力の送電塔などを、低VOC塗料や水溶性塗料に塗り替えるのだとか。
この4月に、施行される「改正大気汚染法」で、VOC規制が強化される予定にはなっているものの、「VOC排出量の31%を占める屋外塗装工事は対象外」(都環境局)のため、独自の抑制策が必要と判断した東京都は、建物に大量の塗料を使っている企業に、低VOC塗料などへの切り替えを個別に要請していたそうです。
こうしたことをスムーズに導入するには、「シンボル」になる何かでアピールするのが一番。そういった意味では、東京タワーに目をつけたのは、なかなかいい着眼点かもしれませんね(*^^)v