ブログ「石原明の経営のヒント」

『 人生一手の違い 』 -「運」と「努力」と「才能」の関係 -

コンサルタントをしていると、顧問先の方から、「どんな本を読んだらいいですか?」という質問を受けることがあります。私は本が大好きなので、今までにかなりの数の本を読んでいますが、その中で、「これはすばらしい!」と思ったものは、手帳に一覧にして持っているんです!(^^)!

みなさんにも、もっともっと本を活用して欲しいと思うので、私のおすすめ本リストの中から、折にふれ、このブログでも紹介してみようと思います。まずは、『読書の楽しみを知る入門書』として、この本を紹介しましょう。

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『 人生一手の違い 』
-「運」と「努力」と「才能」の関係 -

米長 邦雄 (著) 祥伝社 (文庫)¥560(税込

本を読んだ事が無い!といことは、人生で体験できる喜びにのうち1/3位を知らない不幸な事だと思うんですが、この本『人生一手の違い』は、そんな本(読書)のおもしろさを誰にでも分かり易く体験させてくれる名著です。顧問先の社長さんで「俺は体験主義!本なんか読まない!」と豪語する社長さんには、まず読書の楽しみを知る入門書としてお勧めしています。(ちなみに、かなりの方がこの本をキッカケに読書を好きになりますね)

内容は将棋の世界で活躍された著者の米長邦雄氏が、人生と将棋を対比させて本当に“一手の違い”が人生を分けるということを教えてくれますが、そんな中にも著者の人柄の良さが伝わってきます。

本当におもしろいのではまりますが、最後の藤沢秀行先生(日本棋院・元棋士。囲碁九段、名誉棋聖。王座、名人、天元などのタイトルを次々と獲得)とのくだりはおもしろすぎるので、絶対に電車などでは読まないでください。思わず笑い声を挙げてしまって絶対に回りから変な目で見られます(*^^)v

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