ブログ「石原明の経営のヒント」

インスタントラーメンさくら

インスタントラーメンがその場で食べられる、ちょっとおもしろい店が話題になっているようです。その名も「インスタントラーメンさくら」。袋入りの即席麺ばかりを約200種類ほど揃え、ほうれん草、チャーシューなど4種類の具をのせて、1杯190円~340円で出すんだそうです(~o~)

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この店は中野区の新井薬師というところにあり、もともとは普通の居酒屋さんだったそうですが、カウンター8席のみの小さなお店ながら、その品揃えの多さがネットで話題になり、今や即席めんファンの人気スポットになっているみたいです。

ネットで話題になっているといえば、「缶詰バーなんてのもありますね。こちらは大阪西道頓堀川沿いにある「Kanso(カンソー)」というお店ですが、ドラム缶を使った独特な店構えと、150種類におよぶ世界の缶詰をアテにお酒が飲めるということで、なかなかの人気ぶりのようです。

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1つのカテゴリーをディープに集めていくことで、おもしろい世界が生まれるんですね。人はもともと「選ぶのが好き」なんです。どんなに美味しくても、1種類の日替わり定食しかないお店には、そうそう通う気になりませんよね。例えインスタントラーメンや缶詰であっても、何百種類の中から選ぶのはとっても楽しいですし、「今度はあれも食べてみよう!」なんて気もちにもなります!(^^)!

それと、見たこともないちょっと変わった商品を見つけたりしたら、絶対誰かに話したくなりますよね。話題性という面でもバッチリです(*^^)v

経営という面から見ると、客単価は確かに低いですが、何より在庫が腐らない!食材のロスがないというのがいいですね。それに、プロの調理人もいらないという面でも、飲食店としてはおもしろいやり方だと思います。

こうなると大事なのは、いかにおもしろい商材を集めるかのアイディアとネットでのしかけですかね。あなたなら、どんなお店を作りますか?ちょっと真剣に考えてみるとおもしろいと思いまーす(@^^)/~~~

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