ガチャポンの世界に新たなマーケット!?
2006.08.31 17:01 written by ishihara カテゴリ:発想転換のツボ
つくばと秋葉原をわずか45分でつなぐ「つくばエキスプレス」も開業1周年を迎え、「オタクの街」として有名だった秋葉原も、このところすっかり様変わりしたようです。
ヨドバシカメラの「マルチメディアAkiba」、19階建ての「オリックス秋葉原ビル」などのオープンで、まるで未来都市のようになった秋葉原には、家族連れや女性客の姿も増え、「普通の街」になったみたいですね(~o~)
今では秋葉原で行ってみたいところランキング第1位に輝く「ヨドバシカメラマルチメディアAkiba」に、なんと『ガチャポン』マシン80台を備えたコーナー「ガチャポンAkiba」がオープンし、人気になっているのをご存知でしょうか?
コインを入れてハンドルを回すと、小さいカプセルに入ったフィギュアなどが“ガチャン”と出てくるあの『ガチャポン』。これまでもアキバに専門コーナーはあったものの、店の奥まった場所にあり、普通の人にはなんだか近寄りがたかったようで、この6月にヨドバシカメラが大通りに面した明るい雰囲気のコーナーを作ったことで、「誰でも気軽に入れる」と人気を呼んだようです。
客層が変わったのかどうかはわかりませんが、その「売れ筋」には確実に変化が表れているようです。今までのガチャポンといえば、アニメキャラクターものが超売れ筋だったわけですが、ここ「ガチャポンAkiba」の売れ筋は、なんと、力士のフィギュアや古銭のレプリカなどの「和モノ」が中心なんですって。外国人観光客にも、手軽に買えるお土産として人気が高いみたいです!(^^)!
ガチャポンの世界もこれだけ種類が増えると、ありとあらゆるキャラクターが出尽くした感があり、そんな中で冷静にマーケット調査をしてみると、意外な売れ筋が見えてきたといったところでしょうか。
「情報は集まれば集まるほど、自然に淘汰されていく」という法則がありますから、ガチャポンの世界でも淘汰が始まり、新たなマーケットが生まれたのかもしれません。
そう考えると、ちょっとおもしろい現象だなぁと思いませんか(@^^)/~~~