ブログ「石原明の経営のヒント」

創造のちから

前回のおすすめ本でも少し触れましたが、かなり反響があったので、今日はあらためてこの本を紹介しようと思います。

日本の出版事情から、「いい本はすぐに買っておきましょう」というお話は以前もしたかと思いますが、そういう意味で、過去に私が一番たくさん“買い占めた”のがこの本なんです!(^^)!

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日本では今、なんと1年間に約7万点の新刊が出版されています。もちろ漫画本や雑誌は含まれていません。単行本でこの点数が出版されているということです。ということで、一日にすると大体200冊がどんどん本屋さんめがけて押し寄せているのが、今の出版事情ということになります。

当然本屋さんにはそんなにたくさんの本を並べてる場所なんてありませんから、どうなるかというと、ちょっと売れないとどんどん返品されてスクラップにされちゃうんですね(ーー;)

だから内容がいい本でも知名度が無かったりすると本当に大変で、いい本だなぁ~って思っても、うっかりするともう絶版なんてことがよく起こります。

なので私はいい本って思ったら“買い占める”という行動にでるわけですが、今回紹介したこの『創造のちから』は過去に私が一番多く買い占めた本です。おそらく500冊以上は買ったんじゃないかと思います・・・(*^^)v

なんでそんなに買ったかですが、それはもちろん私の職業が経営コンサルタントだからってことでもあるんですが、将来出会うであろう社長さん達のために買っとかなくっちゃと思ったからです。(今でも一定量が無くなると心配なんで買い足しています)

さて、そんなに買い占めたこの本ですが、いったいどんな内容なのかというと、理想的な同族企業の経営の仕方が書いてあります。

通常、同族経営というと一昔前の経営とか、遅れた企業体質なんかでよく取り上げられるので、「そんな会社には就職したくない」なんて新卒者に思われたりしますが、この本を読まれたら、こんな経営の仕方があったのかと感心されると思います。

「先生にこの本を紹介していただいて本当によかったです。上場が目標という経営感が変わりました」「我社の方向性が固まりました」ナドといった感想がたくさん返ってきますが、そんな時は自分が誉められている様な感じでうれしいですね(*^^)v

ちなみに林原とはどんな企業かというと、ガンの特効薬として知られているインターフェロンなどを開発した非常に優秀な会社です。現社長の林原健氏は日経新聞の私の履歴書でも紹介されています。

まだ読んでいない方は、ぜひ今からでも手にとってみてください(@^^)/~~~

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