ブログ「石原明の経営のヒント」

村おこしもアイディアの時代

さて問題です。下の写真は一体なんでしょうか・・・??

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正解はなんと!『田んぼアート』なんです(@_@;)青森県田舎館村では、村おこしの一環として、田んぼアートと銘打ったこの米作りを毎年行っているんですって。

田舎館村むらおこし推進協議会の主催で、1993年から実施されたこの企画。今年は江戸時代初期の画家、俵屋宗達の「風神雷神図屏風」を題材にした、見事なアートが完成しました\(~o~)/

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緑色の部分は、青森県産の「つがるロマン」というお米、黄色や紫色になる部分には、古代米など4種類の稲を植え分け、この見事なアートを浮かび上がらせているわけです。過去には、「モナリザ」や「浮世絵」なんかもやったみたいですよ。

さらにおもしろいのが、「稲作体験ツアー」と題して、田植えから稲刈りまで、希望者が参加できるイベントにしたこと。今年は、5月28日に田植えした稲を、9月24日に、約900人の参加者が昔ながらの鎌(かま)を使って収穫したんですって!(^^)!

村おこしのアイディアとしては秀逸ですよね(*^^)v 毎年やることで「伝統」が作れますし、ビジュアル的にもいいですから、新聞や雑誌で取り上げられやすいと思います。費用はかかるかもしれませんが、さらに完成したアートを空中から眺めるツアーなんかも企画したら、ウケるかもしれませんね。

村おこしも企業経営も、その「集客力を高める」には柔軟な発想力が必要です。この事例を参考に、ぜひおもしろいアイディアを考えてみてください(@^^)/~~~

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