ブログ「石原明の経営のヒント」

大人の塗り絵ブームから生まれたサイト

蒲公英・梔子色・萌黄色・・・この漢字読めますか?すべて「色」の名前なんですが、トンボ鉛筆が開設した『IROJITEN(いろじてん)カラーナビゲーション』というサイトで、全て答えがわかるんです。

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『IROJITEN(いろじてん)』というのは、トンボ鉛筆が出している90色がセットになった色鉛筆の商品名でもあるんですが、最近の「大人の塗り絵」がブームのおかげで、この商品は今年上半期で、前年同期比5割増しの売れ行きだそうですよ(*^^)v

ブームの火付け役となった河出書房新社の大人の塗り絵シリーズは、トータルで121万部も売れているそうですから、ちょっとびっくりしてしまいますよね。大人の塗り絵クラブも誕生し、「大人の塗り絵コンテスト」や「大人の塗り絵教室」まで開かれているみたいです!(^^)!

そんな背景から、トンボ鉛筆もこのサイトを作ったようですが、色の名前や解説が読めるだけでなく、色鉛筆の画像をマウスでドラッグ・アンド・ドロップすると自由に動かせるので、好きな色だけを並べたり、似た色の色鉛筆を集めて図形を作ったりなんて遊びもできて、なかなか凝った作りになっています。

ちなみに、冒頭の漢字は、蒲公英=たんぽぽ・梔子色=くちなしいろ・萌黄色=もえぎいろと読みます。たとえば、蒲公英をクリックすると、「鮮やかで冴えたまさにタンポポの花の色 JAUNE(ジョーヌ)というフランス名をもっている」なんて、解説が出てくるんです。

ひとつひとつ見ていくと、色それぞれに美しい名前が付けられていることに、ちょっと感動してしまいます。その昔、花や樹木、鳥や動物など自然界の美しさを感じたままに表現した言葉なのでしょうが、四季折々の微妙な色の違いを感じる日本人の細やかな感性や、日本語の語感の美しさは、日本文化として、大切に残していきたいなぁなんて思ってしまいました。

インターネットという情報技術が、日本古来の文化を受け継ぐ助けをするなんて、なんかいいですよね(^^♪ 秋の夜長、たまにはのんびり塗り絵でも楽しんでみるとしましょうか・・・(@^^)/~~~

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