ことばと文化
2006.11.10 10:15 written by ishihara カテゴリ:おすすめ本の紹介
私の主催する『高収益トップ3%倶楽部』の会員には、毎月「経営情報レポート」という事例集と、「ファックス・エクスプレス」というニューズレターが届くんですが、「ファックス・エクスプレス」では、主におすすめ本の紹介や私の近況をお知らせしています。
その「ファックス・エクスプレス」の11月1日号でも取り上げたのがこの本、『ことばと文化』なんですが、なんと30年以上前に書かれた本なんです。初版は1973年、今年3月の時点で62刷!62回も増刷されているってことです(@_@;)
鈴木孝夫(著)
岩波新書 735円
今日の情報化社会の中でこそ、日本語の持つ奥深さにふれるこの名著は、かなり重要な意味を持つと思います。
本当は、高校生あたりで読んでおくと良い本なんですが、知らない方も多いと思うので、このブログで改めて紹介しようと思ったわけです。
ものに対することばのつけ方、ことばの意味と定義の仕方の違い、他称語等、言語学を学ぶ上で非常に価値ある本として、今も言語学領域ではバイブルとして尊重され続けています。本が大好きな私としても、このような名著が長く愛され続けることを嬉しく思います(*^^)v
加速する情報化社会、文章力・表現力がますます問われる環境になっていきます。そういう意味でも一度じっくりと読んでみる事をお勧めします。
日本語の持つ繊細さやことばの綺麗さにふれ、あなたの感性がより磨かれる事でしょう(@^^)/~~~