ブログ「石原明の経営のヒント」

iPhoneで生活総合事業へと飛躍するアップル社

先ごろ米アップル社が発表した『iPhone』が話題を呼んでいます。「iPodケータイ」などと噂されていたファン待望の携帯電話がついにベールを脱いだのです!(^^)!

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「iPhone」は、「iPod」として音楽が聴けることはもちろん、3.5インチのワイドディスプレーを搭載しているので、タッチパネル方式で指を使っての操作が可能になったんだそうです。さらには、「Mac OS X」(マックオーエス・テン)を搭載し、これまでの携帯電話の常識を覆すほどの出来栄えみたいですよ。

アップル社CEOのスティーブ・ジョブズ氏も、「どの携帯電話よりも5年は先行した革新的で魅力的な製品」と、自画自賛モードに入ってるようですが、「Yahoo!メール」と連携し、メールを自動着信する仕組みを整えたり、ウェブブラウザも「Safari」のiPhoneバージョンを搭載、さらには「Google Maps」まで使えるというのですから、まさにあっぱれ!といった感じですね(*^^)v

こうなると、もう「技術力」の競争ではなく、完全に「アイディア」や「付加価値」の勝負です。
そういえば、「アップルコンピュータ」から「アップル」に社名を変えたのをご存知でしょうか?単なるコンピュータ会社ではなく、生活全般に深く入り込んだサービスを提供しようということみたいです。

今や携帯メディアプレーヤーの代名詞となりつつある「iPod」に加え、「appleTV」も登場!こんな風にビジネスの新規軸をどんどん出し続けられると、他の企業は、まさに追いつきようがないですね。スティーブ・ジョブズの頭の中は、いったいどんな風になってるんでしょうか・・・。

まぁ、これも1回彼がアップル社を離れた経験があるからじゃないか、と私は思います。先日の「宇宙エレベーター」のブログにも書きましたが、「モノゴトは枠の外から考える」ことが本当に大切なんだなぁと思います(*^^)v

この「iPhone」、日本の通信形式には対応していないため、今のところ日本では買うこともできませんが、日本企業は果たしてアップル社の携帯電話事業のパートナーとなれるのか・・・今後の展開に期待したいところです(@^^)/~~~

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