ブログ「石原明の経営のヒント」

携帯バナナケース『バナナガード』

今、おもしろい商品が売れています。その名も『バナナガード』。果物のバナナを携帯するためのケースなんですが、東急ハンズ新宿店では「1ヶ月平均500個売れている」ヒット商品みたいです。


バナナを持ち歩く?? なんてちょっと疑問に思いますが、手軽なエネルギーチャージとして「バナナ愛好家」は意外と多いようです。また、マスコミにもたびたび取り上げられたことで、人気に火がついた感もあります。

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そういえば、スターバックスのレジ前で、バナナが1本売りされているのを見たことありませんか? ケーキとか甘いものを食べるのは抵抗があるけど、ちょっと小腹がすいたなぁ~なんて時に、私も思わず買ってしまうことがあります(*^_^*)

筋トレやヨガにハマるヘルシー志向の人にも、バナナは絶好の食べ物ですし、頭脳労働系の人が、ちょっと疲れた脳みそを癒すおやつとしても、バナナは最適みたいです。

ふだんバナナについて真剣に考えることなどありませんが、こうしてみると、バナナは結構日本人に愛されている果物だとわかります。そんなバナナもケースに入れれば、もっと手軽に持ち運べるかも・・・と誰かが考えたのでしょう。

写真の商品は、カナダからの輸入品ですが、市販のバナナの9割にフィットする形状に作られ、バナナから出るエチレンガスを発散させるための穴が空いていてバナナの変色や熟れすぎを防ぎ、バッグに入れてもバナナが潰れないように、ハードタイプのケースになっています。

カラフルな色使いもかわいくて、950円という値段も手ごろなので、特にバナナを持ち歩く予定のない人まで、つい買ってしまうかもしれませんね。工夫の得意な日本人のことですから、今後は、これをもっと発展させた形の商品なんかも出てくるんじゃないでしょうか。

こんな風に、柔らかい発想力を持って、ちょっと違った角度から商品を開発すると、話題にも上りやすいですよね。「持ち運べると便利なもの」は他にもあるかもしれません。既成概念を外して、楽しく考えてみてください(@^^)/~~~

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