ブログ「石原明の経営のヒント」

まさに逆転の発想!?ありそうでなかったユニークな商品

久しぶりにちょっとおもしろい商品を見つけました。レコード盤の上を走るこの車...いったい何だと思いますか?

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実はコレ、「ターンテーブル」の代わりをする車なんです。つまり、車の底にレコード針が付いていて、屋根部分に装備したスピーカーから音を出す、「自走式レコードプレーヤー」というわけ。レコード盤を回すんじゃなくて、車が回っちゃう...まさに"逆転の発想"です。どうして今まで思いつかなかったんだろうと、ちょっと悔しい感じもします(笑)。

「Vinyl Killer(ヴァイナルキラー)」というこのユニークな商品を製造・販売するのは、デザインオフィスの「レイジーワークス」。この商品は、ドイツのBMW AGからライセンスを得て製造しているそうですが、ひとつ9,800円という価格も、値ごろ感があり買いやすい設定ですよね(ちなみに、上の写真は「BMW ・MINIクラブマン」の限定もモデルで12,800円です)。

時代の流れとともにCDへと姿を変えた今も、古いレコード盤はなんとなく味わい深くて捨てられないものです。みなさんも、たまには聴いてみたいレコードが何枚かあると思いますが、かといって、今さら昔風のレコードプレーヤーを買う気も起こりませんよね。この商品は、そんなニーズを上手に拾っているわけです(*^^)v

今後、別の自動車メーカーとライセンス契約できれば、商品の幅もグッと広がりますし、すでに手がけているようですが、限定版のピクチャーレコードとセットにして、「限定BOX」として売り出すという戦略もあります。

消費者にきちんと認知してさえもらえれば、この「Vinyl Killer(ヴァイナルキラー)」は、十分メジャーな存在になれそうです。今後の展開に、しばし注目していきましょう(@^^)/~~~

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