ポッドキャスト番組『石原明の経営のヒント+(プラス)』を存分に活用する法
2010.01.15 12:48 written by ishihara カテゴリ:とっておき情報
私が昨年末からはじめた新しい試みをご存じでしょうか? メールマガジンなどでも何度かお知らせしているので、すでに聞いてくれている方も多いと思いますが、毎週金曜日にポットキャストの番組を配信しはじめたのです。
今日で6回目の配信になりましたが、私が何を考えてこの番組を始めたかなどを、今日はあらためてブログで語ってみようと思います(*^_^*)
この番組では、毎回10分から15分程度の内容を配信していて、今回は「経営において、努力とセンスはどのような割合を占めますか?」というリスナーからの質問にお答えしています。
経営者のタイプには2つあるってご存じですか? 生まれつきのセンスで経営を上手にできるタイプと、努力と体験によって理論を体系化し、そのセオリーに基づいて経営をしていくタイプです。まずは、自分がどちらのタイプか、客観的に見極めることが重要なんです。
最終的にどちらが成功するかはわかりませんが、要は経営者が自分のタイプを冷静に見極め、タイプ別に陥りやすい"経営の罠"をあらかじめ知っておくことで、失敗を避けられるということです。
ちなみに私は完璧な「センス」タイプなんですが(笑)、私みたいなタイプは、自分の周りの人たち(一緒に仕事をしてくれる社員やスタッフたち)を大事にしないといけません。先日も、とある会社の重役さんに、「石原さんの下で働ける人は全国探しても50人いないよね」なんて言われてしまいました(ーー;)
続きは番組でお楽しみいただくことにしますが、ありがたいことに、毎回配信すると、こんなふうにリスナーの方から質問がたくさん届くようになって、今後もこうした質問に答えながら、楽しく番組を続けていければと思っています(*^_^*)
当社のサイトにも質問フォームや過去のコンテンツがありますので、ぜひ活用してもらいたいのですが、私は「聞く」という手段が、これから相当重要になると考えているのです。
情報化社会の進化につれて、世の中にはありとあらゆる「情報」が氾濫しています。また、時代のスピードも速いので、経営者が常に"新しい情報"に触れ続けていられるかどうかで、その会社の未来が決まる、というような時代になっています。
情報を自分のものにする手段としては、文章で「読む」か、映像で「見る」か、音声で「聞く」かになりますよね。それぞれの方法には長所も短所もありますが、忙しい現代人はみなさん「目」が疲れていますから、「耳」からの情報収集には、かなり可能性があると思っているわけです。
ただし、1回聞いただけだと、すぐに忘れてしまいますから、"繰り返し聞く"ということがポイントになります(*^^)v その点、10分程度の内容なら、電車の中や運転中などに気軽に聞けますから、現代人のライフスタイルにもピッタリですよね。
それから、私はこれまで営業マン向けの本などを書いてきたこともあり、読者から「ちょっと恐い人」というイメージを持たれることが多かったのですが、講演などを聞いてもらうと「すごく親しみやすくてやさしい感じですね」なんて感想を持ってもらえるので、私の声をお届けすることで、人間性がストレートに伝わればいいな、とも考えています。
もちろん「iTunes」の「メディア」としての可能性にも注目していて、これは一企業が独自の「メディア」を持ち、経営に活かしていくための大事な"実験"でもあるので、ぜひみなさんに注目していて欲しいと思っています。
私がいつも言う「世の中は自分のためにお金を出して実験してくれている」の言葉どおり、私がやっていることのなかにこそ"経営のヒント"が潜んでいます。ぜひ、積極的に参考にしてください(@^^)/~~~