ブログ「石原明の経営のヒント」

自分がメディア!? 「歩く広告男」の日常

さて問題です。彼↓、いったい何してると思います?

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旅行中の記念撮影?・・・いえいえ、れっきとした「お仕事」の真っ最中なんです。彼は「歩く広告男」と呼ばれるジェイソン・サドラーさん。広告不況が深刻なアメリカにおいて、Tシャツをネットを結びつけた独自のアイディアで、昨年、新しい広告ビジネスをはじめました(*^^)v

彼が毎日何をしているかというと、企業のロゴなどが入ったオリジナルのTシャツを着て、ニューヨークの街などを歩く自分を撮影。それを1日2回、動画サイトにアップするのです。またTwitterやFacebookなどの交流サイトも、日に20回以上更新するのだとか。

街中で目立つ行動をとったり、スポンサー企業の商品やサービスを紹介しながら、毎日毎日、自分を撮影しています。ちなみに、彼のサイトには約2万人が登録していて、メールが1日に約100件、Twitterで約200件の問い合わせが来るそうですよ。

彼のことは、ネットのニュースで知ったのですが、個人がメディアを持てる時代も、ココまで進んだのかと、ちょっと感心してしまいました(*^_^*) まさに、「自分」をメディアにしているってことですよね。歩く「グーグルモデル」です(笑)。

ちなみに、去年の休みはたった1日。今年ももう324日が埋まっているんだそうです(@_@;) 彼のうわさを聞きつけた海外企業からも依頼が来るようになり、今年は日産のTシャツを着る日もあるみたいです。

それにしても、好きな街をふらふらしながら、遊び感覚で広告費を稼いじゃうなんて、まさに"自由"を地でいくアメリカ人らしい発想ですよね。情報化社会の進化をあらためて実感させられたニュースでした(@^^)/~~~

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