ブログ「石原明の経営のヒント」

年に一度は、退職届けを書きなさいーいまの仕事を快適にする36の法則

このところ、私の主宰する「高収益トップ3%倶楽部」の東京勉強会には、毎月魅力的なゲストをお迎えしているのですが、6月のゲストとしてお招きしている、コンビネクスト株式会社の木下道太社長の著書をあらためてご紹介したいと思います。

「年に一度は、退職届けを書きなさい」と、いささかショッキングなタイトルですが、決して転職のススメではなく(笑)、退職届けは書くだけで出しちゃダメ。「いい仕事がしたいなら、会社は辞めるな!もったいない!」と、ストレートな語り口がなんとも心地よい、木下社長の名言集とも呼べる価値ある一冊です(*^^)v


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木下社長は、ベビー用品大手のコンビ株式会社に入社し、新規事業をゼロから立ち上げ3年で30億円の主力事業に育て上げたり、同社が創業以来初めての赤字に陥った際には、オーナーに代わって大改革を実行し、わずか1年でみごとなまでにV字回復させたことでも知られる人物ですが、とにかく"豪快"で、「最近は少ないよね~」と言われるほど"男らしい"仕事観の持ち主なんです。

私はこういう感覚が大好きで、雑誌『ニュートップL.(リーダー)』の対談コーナーにもご登場いただいたんですが、木下社長と親しくなってもっとも驚いたことは、「本当にこの本に書いてあるとおりに仕事をしている」ことでした(@_@。 ちなみに、この対談はあまりに盛り上がったので、雑誌に掲載できなかった部分を含め、「経営情報レポート」で2回にわたって"実況中継"しちゃいました!(^^)!

それはともかく、「定例の会議には出ない=定例会議は上司の暇つぶしだ」とか、「通勤の定期は使わない=会社と家の往復だけで、いつ社外の人脈を作れるんだ!?」とか、「年収1千万円稼ぎたければ、社内の人脈は使わない=命令で人を動かしても結果は出ない」とか、「逃げることも大事=最低限のことしかしないのが効率的」などなど・・・この本には、実践に基づく名言が満載なのです。

木下社長が「企業内創業者」と呼ばれるようになった裏側には、こうした仕事観があることをぜひ知ってください。企業のオーナーでもないのに、いや、ある意味オーナー以上の感覚で仕事をしてしまう木下社長には、みなさんも興味津々だと思います。

この本は、繰り返し読んでいくと「なるほど~そうだったのか!」と深い気づきを与えてくれますので、6月15日の東京勉強会の予習として、ぜひもう一度読み返してから、参加してくださいね。楽しみにお待ちしていま~す(@^^)/~~~

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