ご当地ネタ募集なう・・・スズキパレットのしかけ
2010.06.09 15:40 written by ishihara カテゴリ:トレンドウォッチ|経営のヒント
突然ですが、最近のスズキパレットのCM見たことありますか? なんでも、47都道府県ごとに47本のCMを作ろうとしているそうですが、現在8本が完成していて、残りの39地域の「ご当地ネタ」をtwitterで募集してるんです(@_@。
これが、スズキ パレットSWのスペシャルサイト「GO TO JAPAN! ご当地ネタ募集なう」。検索ワードが「ご当地ネタ募集なう」ってのも、ちょっとイケてますよね(*^^)v
http://www.suzuki-community.jp/palettesw/form.html
それにしても、twitterを使うことで、応募のハードルをかなり下げてると思いませんか? 以前の世の中なら、「CMのアイディア募集します!」なんて言っても、そうそう大勢の人は反応しなかったと思いますが、twitterならCMを見た瞬間に応募できますし、さらに自分が住んでいる土地のことですから、難しく考えることなく、思いつきでつぶやけます。
twitterをビジネスにどう活かすかについては、もっか物議を醸すところですが、まだまだ「正解」はないと思っていて、twitterは「経営者目線」でも「マーケティング目線」でも「物販目線」でも、それぞれに使えるツールだと考えています。この、スズキパレットのしかけも、twitterの利点をよく理解したおもしろいアイディアですよね!(^^)!
人は一日のうちに数え切れない数の情報に触れるわけですから、テレビや雑誌でCMを目にしたくらいでは、そう簡単にその人の心の中にはインプットされません(ーー;) 大好きなタレントが出ているCMでも、「あれ、何のCMだったっけ?」と商品名が思い出せないCMっていっぱいありませんか?
ところが、「twitterでつぶやかなきゃ」という「能動スイッチ」を入れたとたん、そのCMがいきなり「自分ごと」になるんです。「スズキパレット」のCMであることはもちろんインプットされますし、自分が応募した後も、いったいどんな「つぶやき」が採用されたのか、関心をもって見守ることになるでしょう。
今やこんなことが、twitterという無料のインフラを使ってデキちゃう世の中なんですねぇ~。確かに今の日本には問題も山積してますが、見方を変えれば、知恵と行動力のある者に勝利の女神が微笑むありがたい社会です。ぜひ、この事例を参考に、あなたも独自のアイディアを絞ってみてください(@^^)/~~~