ブログ「石原明の経営のヒント」

「一生懸命」な「まじめ」社員を『稼げる』人材に育てる法

今回は、日本人事経営研究室株式会社代表である山元浩二さんの2作目ご著書を紹介したいと思います。山元社長とは仕事上の共通項もあるので仲良くさせてもらってますが、「山元浩二」って名前がズルいですよね(笑)。初対面の人にも、すぐに覚えてもらえるそうです(*^^)v

そんな生まれ持っての強運を味方につけてか、処女作の『小さな会社は人事評価制度で人を育てなさい!』(中経出版)は、本の売れない時代に、人事系の本としては異例のスマッシュヒットを飛ばしたばかりか、この10年間で100社以上の中小企業の人材教育に携わるという、すばらしいキャリアを築かれました。


s-mazimesyainn.jpg


よく「会社の経営理念をつくりましょう」というコンサルタントの方がいらっしゃいますが、コンサルがつくった経営理念は、絵に描いた餅になるケースがほとんどなんです(ーー;) その点山元社長は、経営理念を人事評価制度と上手にリンクさせ、それを軸にして会社をまとめるための非常に生っぽいコンサルをやっている奇特な方でもあります。

その手法をサポートしているのが『ビジョン実現シート』です。『ビジョン実現シート』とは、「経営計画書」に「人材育成計画」を盛り込み、1枚のシートで表現したものですが、なんと!この本には、巻末綴じ込みで『ビジョン実現シート』がついているのです(@_@;)

たぶんこのシートが欲しくて、本の購入を決める人も多いんじゃないかと思います。本を読んでも、なかなか自分だけで『ビジョン実現シート』をまとめるのは難しいはずですから、1500円でこのシートが手に入るなら、とってもお得ですよね。 私も「この手があったか!」と、思わずうなってしまいました(笑)。まさに、「痒いところに手が届く作戦!」です。

いくら社員が一生懸命に働いてくれても、その方向性が間違っていたら、一向に成果は上がらないのです。では、いったいどうしたらいいのか?・・・その答えは、本書の中に詳しく書いてあります。人材教育は、経営の永遠のテーマです。かなり読み応えのある実用書に仕上がっていますので、気になる方は、ぜひ読んでみてください(@^^)/~~~

経営コンサルタント石原明 公式サイト 石原明.com
経営次進塾
キクタス