ブログ「石原明の経営のヒント」

トップ3%の人だけが知っている仕事のルール

今回ご紹介するのは私の新刊です(*^^)v この本は、私の処女作である『成功曲線を描こう―「みる夢」から「かなえる夢」へ』の"コミュニケーション"に関する部分を補強しようと思ってつくった『心を身軽にする80のインストラクション』のリメイク版として始まった企画でしたが、構成のすべてが改められ、まったく新しい本として生まれ変わりましたので、その違いを見比べてみるのもツウな楽しみ方だと思います(笑)。


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お気づきの方も多いかもしれませんが、私は意図的に過去のコンテンツに手を入れ、半永久的に世の中に残るようにしているんです。そのひとつが「文庫化計画」なんですが、過去に出版した本をできる限り文庫本にしていってます。私はある分野に関する研究が終わると、見い出した法則を本に残し、自分自身は「さぁ次!」って感じて進んできました。

ですがある時気づいたんです・・・本に記したからといって、それが永遠に世に残るわけではないことに(ー_ー)!! とくに近年は出版不況ですから、何かのきっかけで絶版にされないとも限りません。その点文庫本にすると、書店さんには必ず棚がありますから、本の寿命がものすご~く伸びるというわけです!(^^)!

私のベストセラー『気絶するほど儲かる絶対法則』(サンマーク出版)を『トップ3%の会社だけが知っている儲かるしくみ』という真っ赤な表紙のかわいい文庫にしてくれたのが中経出版さんなんですが、同社の編集さんが過去のコンテンツをすべて見てくれて、その中から『心を身軽にする80のインストラクション』を今の時代にピッタリな感じに料理してくれたのが本書です。

今回は文庫ではなく単行本にリメイクしましたが、それだけ本書の中身が現代社会に必要とされている証拠かもしれません。ビジネスだけでなく、人として生きていくうえで大切な考え方や価値観が散りばめられているので、繰り返し何度も何度も読むことで、「よし、ここはデキてるな!」「いやいや、ここはまだデキてない・・・」などと、改めて自分と向き合い、その成長を確認できる良い機会になると思います。

そもそも日本人には「人を思いやる」心が備わっていました。つまり、とってもウェットな社会インフラの上に文化の成熟や経済成長があったわけですが、いつの間にか「ドライ」な世の中ができあがり、「人のことより自分のこと」「同情するなら金をくれ!」みたいな人たちが増えてしまいましたよね(ー_ー)!! 

ですから、今、企業が新人を採用すると、人間教育みたいな部分から育てていかなくてはなりません。本当の意味で人とのコミュニケーションが取れない人が増えたがゆえに、取引先とのトラブルや顧客からのクレームも増えているわけです。そんな悩みをかかえる経営者の方も、もう一度本書を手に取っていただき、社員教育の助けとして活用してもらえると嬉しいです(@^^)/~~~

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