社長が会社にいなくても回る ガーバー流「仕組み」経営
2014.07.29 07:05 written by ishihara カテゴリ:おすすめ本の紹介
今回ご紹介するのは、作家でありマイケルE.ガーバー認定ファシリテーターである堀越吉太郎氏の『社長が会社にいなくても回る ガーバー流「仕組み」経営』です。マイケルE.ガーバー氏は、「世界No.1スモールビジネスアドバイザー」「事業の仕組化の世界的権威」として知られる人物で、経営の世界に数々の革命を生み出してきました。
著者の堀越氏とは、とあるパーティ―で知り合いになり、本書をお送りいただいたのですが、私も以前から「社長は現場を離れなさい」と口を酸っぱくするほど言っているので(笑)、とても親近感を覚えました(*^_^*)
みなさんもお感じのとおり、時代のスピードの速さに連れて、ビジネスの寿命はどんどん短くなっています。ひとつのビジネスモデルが成功すれば、親子3代食べられた時代もありましたが、近年、なかなかそうはいきませんよね。
ということは、「今の仕事」と同時に「未来の仕事」もしていかないと、その会社の安泰はないわけで、会社の未来を創るのが、何よりも大事な社長の仕事なのです!
ですから、社長が現場で必死に働いているという状態(この本では「職人型」と説明されています)は、ある種の"罪"。「社長の限界=事業の限界」となり、その事業に関わるスタッフや取引先の将来を暗雲に包んでしまうわけです(ー_ー)!!
そうならないために、事業も組織も勝手に成長するような『儲かるしくみ』をつくってほしいのですが、本書は図表やイラストを入れて、とてもわかりやすく解説してくれているので、復習も兼ねてしっかり読み込んでみてください。夏休みの課題図書にするのも、いいかもしれませんよ(@^^)/~~~