自分の箸と出会うため おはしのおはなし
2015.02.26 06:23 written by ishihara カテゴリ:おすすめ本の紹介
今回ご紹介するのは、とっても素敵な箸屋さん「銀座 夏野」の店主である高橋隆太氏のご著書です。
高橋氏とは「GIM銀座」がご縁で知り合ったのですが、GIMとは、銀座インフォメーションマネジメントの略。銀座の若い衆で街づくりを行い、2020年の東京オリンピックに向けて「世界へ誇れる銀座」を目指し日々奮闘しているのですが、現在私はその理事会のスーパーバイザーとして、企画・運営に参画しています(*^_^*)
「銀座 夏野」の高橋氏もその「GIM銀座」の理事のお一人なのですが、とても研究熱心な方で、日本文化の伝承を考え抜いた時に「おはし」に行き着き、まったくの他業界から彗星のごとく箸業界に参入した人物です。
だからこそ、とても広い視野で「おはし」について考えていて、この本にも、歴史や文化のみならず、「おはし」にまつわる様々な情報が詰まっています。
"日本一の箸屋"を目指す「銀座 夏野」は、銀座本店の他にも、青山や新丸ビル、スカイツリータウン・ソラマチなどにもお店がありますが、日本人のみならず、海外セレブたちにも大変人気があります。ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」ブームとも相まって、これからますます人気が出るんじゃないかと思いますが・・・さて問題です! 「銀座 夏野」にある一番高いおはしは、いったいいくらだと思いますか?
正解は「240万円」!!
さすがの私も、一瞬値札を見直してしまいましたが(笑)、「これ売れたことあるんですか?」と尋ねたら、「こっちは売れましたよ!」と「120万円」のおはしを見せてくれました(@_@。
みなさん、いったいどんな人物が買っていったのか興味津々でしょうが、「120万円のおはし」を買ったという行動自体が価値を生む時代になったと、最近私は強く感じていたりします。
気になる解説はいずれメールマガジンに書いてみたいと思いますので、楽しみにしていてくださ~い(@^^)/~~~