ブログ「石原明の経営のヒント」

0秒リーダーシップ 「これからの世界」で圧倒的な成果を上げる仕事術

今回ご紹介するのは、あのグーグルのアジアパシフィックで、人材育成と組織開発をけん引してきたピョートル・フェリークス・グジバチ氏の処女作です。

ポーランドに生まれた彼は、ドイツ、オランダ、アメリカで暮らした後、2000年に来日したそうですが、日本人と相通じる大変細やかな感性の持ち主で、日本人より流暢な日本語を話す素敵な人物なんです・・・なぜ、そんなことがわかるのかと言うと・・・じつは、今月(2016年9月)7日に開催された私の主宰する『高収益トップ3%倶楽部』の東京勉強会に来てくれて、懇親会まで参加してくれたんです(*^^)v


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現在は独立して2社の経営者となり、国内外の多国籍なメンバーやパートナーとともにグローバルなビジネスを展開しているピョートル氏が考える「リーダーシップ」とは、決して肩書きや役職によるものではなく、他者に対する『影響力の行使』なのです。

たとえば、会議中にその人が発言したことによって議論の流れが変わったり、部下の提案によって、上司の考え方が変わったり・・・つまり、いかなる立場の人でも「リーダーシップ」を発揮できる場面はあるもので、これからの時代は、ただ言われた通りに働くだけではなく、自ら考え、自ら動ける人物でないと成果を発揮できないというわけです(*^^)v

そのためのキーワードを「0秒」とした本書には、個人がリーダーシップを発揮するために役立つ様々なアプローチがとてもわかりやすく紹介されているのですが、「あとがき」の内容はとくに、私の心に刺さりました(#^^#)

ピョートル氏が生まれた1975年当時のポーランドは、共産主義でソビエト連邦の影響下にあったわけですが、1983年までは世界各国がポーランドに対して経済封鎖をしていました。そんな中、彼は人口50人の山の中にある小さな村で育ち、まわりには大学はもとより高校を卒業した人さえいない環境にありながら、読書家だった父と兄のおかげで、とても勉強好きな青年になったみたいです。

共産主義の国では、学力より「労働力」が優先され、職業学校を卒業すると、国から仕事が保障されるにもかかわらず、自ら高校への入学を決めた彼に対しては、親戚や友人から冷たい視線が集まっていたそうですが、本やニュースから情報を得ていた彼には「そのうち、共産主義が終わるんじゃないか」という直感があったと言います。

「もしポーランドが資本主義になったら、教育が大事になる! とくに外国語が話せれば、海外に脱出するチャンスだってあるかもしれない!!」

そんな直感を信じて、ことさら熱心に学び続けた結果、今日の成功があるわけですが、母国が崩壊する恐怖にさらされながら、真実を見つめ続けた彼ならではの視点や思考は「これからの世界」で大いに役立つことでしょう。

数々の書籍が彼の人生に光を差したように、この本が未来を担うビジネスパーソンに大いなる気づきを与え、明るく照らし続けることに、壮大なドラマを感じてしまいます。時に読書の秋・・・気になる人はぜひ手に取ってみてください(@^^)/~~~

あのDMM.com会長亀山敬司氏との対談講演をポッドキャストで大公開♪

残暑お見舞い申し上げます☆

連日の猛暑加え、街は夏休みモード全開! 集中力を維持するのが極めて難しい時期ですが(笑)、こんな時期だからこそ、あなたの脳みそを直撃するような刺激的なコンテンツをお届けしたいと思います♪

以前、このブログでもご案内しましたが、去る6月18日に一般社団法人石川ベンチャー倶楽部のお招きで実現した、あのDMM.com会長亀山敬司氏との公開講演会を、私のポットキャスト『石原明の経営のヒント+(プラス)』で、本日(2016年8月9日)より、毎週火曜日に4週に渡って無料配信しようというスペシャル企画です\(^o^)/


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ここだけの話ですが、亀山会長に出演をオファーをしたところ「一人じゃなぁ・・・」と、少し渋ったご様子だったようでして・・・そこで、インタビュアー役として、私に白羽の矢が立ったみたいなんですが、どうも主催の石川ベンチャー倶楽部の中に、私のポッドキャストのリスナーさんがいて、「石原先生なら、突っ込んだ質問をしてくれるはず!」と、強い推薦があったみたいです(#^^#)

当日、広い控室に亀山会長とたった二人になった時はさすがに緊張しましたが(笑)、マスコミに一切「顔出し」をしない亀山会長の"生"のお話が聴ける貴重な機会ですから、私自身が知りたかったことを思い切り質問させていただきました!

実際にお会いした亀山会長は、本当の意味で「頭の良い方」で、簿記一級ならではの数字に対する鋭さと、人に対する温かさを併せ持つ、とても魅力的な方でした。

とくに50代に入ってからは、社内だけでなく、外から優秀な人材やアイデアをどう集めるかを真剣に考えていらっしゃるようで、会長に直接プレゼンし、採用されれば半年間業務委託契約してもらえる【亀チョク】や、同社が次の目標に定めた「アフリカへの進出」のために元気な若者を集める【Africa×You】など、ユニークな方法で広く門戸を開いているのには驚きました(@_@)

レンタルビデオ店の経営からスタートし、一代で「DMM.com」という1千億円企業をつくった経営者が何をどう考えているのかは非常に興味深く、800名で満席となった会場からの質問も尽きることがありませんでしたが、その内容を丸々、しかも無料で公開しちゃうわけですから、大切な人には絶対教えてあげてくださいね(*^^)v

配信スケジュールは下記のとおり、

◆8月9日(火)  【特別公開】DMM.com会長 亀山敬司氏との公開講演-part1-

◆8月16日(火) 【特別公開】DMM.com会長 亀山敬司氏との公開講演-part2-

◆8月23日(火) 【特別公開】DMM.com会長 亀山敬司氏との公開講演-part3-

◆8月30日(火) 【特別公開】DMM.com会長 亀山敬司氏との公開講演-part4-


いずれも、iTunesもしくは、【石原明.com】にてお聴きいただけます。


なお、今月27日に配信予定の有料版『石原明の経営のヒント プレミアム』では、この講演会の内容をさらに「お金の流れ」を切り口に解説していますので、ぜひ併せて、あなた自身とビジネスの成長にお役立てください(@^^)/~~~

ポッドキャスト【特別ゲスト版】に登山家の栗城 史多 氏 登場\(^o^)/

早いもので、今年も上半期が終わろうとしていますが、こうした節目を迎える度に、しみじみと「継続は力だなぁ」と思ったりするものです。

私がコツコツと続けているコトのひとつに毎週金曜日にお届けしている無料版ポッドキャスト番組 『経営のヒント+(プラス)』がありますが、番組スタートから早7年目を迎え、すでに第336回をリリース済みで、累計ダウンロード回数は「2,700万回」を超えているようですから、人気番組と呼んでも差支えないかもしれませんね(#^^#)

そのリスナーさんも、国内だけにとどまらず、全世界に拡散中のようですが、通常版に加えて時折りお届けしている【特別ゲスト版】に、なんと今回は! 登山家の栗城史多(くりき のぶかず)氏をお迎えすることができました\(^o^)/


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「見えない山を登る、全ての人達と冒険を共有する登山家。」というキャッチフレーズで、講演活動や執筆活動も行う栗城氏については、テレビ番組などを通してご存じの方も多いと思いますが、プロフィールやこれまでの活動に関しては【オフィシャルサイト】や【YouTubeチャンネル】でチェックしていただければと思います。

私が感じている栗城氏の魅力は、彼の「戦略家」としての一面です。言うまでもなく、登山の成功には入念な準備と、一瞬の判断力が不可欠なわけですが、じつはそのどちらも、これからのビジネス界に欠かせない能力で、そういう視点から彼を見ると、起業家としても、相当イケてると思ったりするわけですね(*^^)v

今回の番組では、3回にわたり、そんな栗城氏の人間的な魅力に存分に迫りましたので、ぜひお聴き逃しなく(@^^)/~~~


★6月28日(火)配信 【前編】 実は、登山のきっかけは失恋だった。

★7月5日(火)配信  【中編】 僕のチャレンジは否定がなければ意味がない。

★7月12日(火)配信 【後編】 滑落からの絶体絶命を救ったのは○○○だった!?


いずれも、【石原明.com】 にて、お聴きいただけま~す♪

経営コンサルタント石原明 公式サイト 石原明.com
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