ブログ「石原明の経営のヒント」

ITビジネスの原理

ゴールデンウィーク明け・・・調子はどうですか? 

イマイチ調子が戻らない方(笑)、瞬時にやる気スイッチが入る方法を教えましょう!

今すぐ、私のポッドキャスト番組『経営のヒント+(プラス)特別ゲスト版』を聴いてください♪


今回は、あの尾原 和啓氏をゲストにお迎えし、バリ島と東京でスカイプを通じた対談を行ったのですが、いよいよ本日【前編】がリリースされたんです\(^o^)/

その記念に、あらためて尾原氏の名著『ITビジネスの原理』をご紹介したいと思うのですが、万が一まだお読みでない方がいたら、番組と合わせてこの機会に読んでみてください。いや、すでにお読みの方も、もう一度読み返してみてはいかがでしょうか?


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私は本書を「読むだけで頭が良くなる本」として推薦しているのですが、ものゴトをこれだけわかりやすく、しかもこれだけ高度なレベルで整理してもらえると、読み進むにつれ頭がスッキリしてくるし、読み終わった後の爽快感は格別です(#^^#)

とくに私は「インターネットはアメリカという社会で発展したばかりにその可能性を狭めてしまった」というくだりにかなりの衝撃を受けたのですが、我々にIT社会の未来を見極めるための重要な視点を授けてくれる珠玉の一冊だと思っています(*^^)v

彼の言うように、本来「IT技術」は人類をより幸せにするために使われるべきものであるはずです。IT技術の利点は主に2つあり、ひとつは過去のデータを大量に蓄積し、そのデータを使って分析や予測ができるようになること。そしてもうひとつは、時空を超えられることです。

人類が時間や空間から本当の意味で自由になることができたら、もっともっと人間らしい仕事、クリエイティブな活動ができるはずなのですが、現状ではITが単に電話やFAXの代わりをしているに過ぎず、ビジネスにおいても、私たちがちっとも楽になっていないことって、結構たくさんありませんか?

そうした現実社会へのアンチテーゼを表現するために、尾原氏は【分身】を作って、役員の仕事や講演活動などをされています。彼が執行役員を務めるフリンジ81のオフィスでは、その分身は「ほとんど尾原さん」と呼ばれているらしいですよ(笑)。


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尾原氏のような「プラットフォーム思考」を持てる経営者はなかなかいませんが、本書が示唆するIT社会の未来をしっかりと理解し、変われた会社だけが次世代の覇者になると言っても過言ではないでしょう。ぜひ、この本の真意を、真正面から受け取ってください(@^^)/~~~

5月10日・17日のポッドキャスト『経営のヒント+(プラス)』特別ゲスト版はスゴすぎる!?

早いもので4月も月末、明日から10連休♪という方もいると思いますが、今日は連休明けの楽しい予告をしたいと思います。

おかげさまで、ダウンロード回数も2,700万回を超える勢いのポッドキャスト番組『経営のヒント+(プラス)』ですが、【特別ゲスト版】として、真剣に一人でも多くの方に聴いていたただきたいと思うようなスゴイ番組ができあがりました\(^o^)/


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今回は、画期的な試みで収録したのですが・・・なんと!バリ島にいらっしゃるゲストから、スカイプを通して私のiPhoneに音声を飛ばしてもらいながら対談したのです。気になるそのゲストとは・・・衝撃的な著書『ITビジネスの原理』『ザ・プラットフォーム―IT企業はなぜ世界を変えるのか?』(いずれもNHK出版)でも有名な、あの尾原 和啓(おばら かずひろ)氏です!!!

番組の仕上がりは、まるで国際宇宙ステーションと交信しているようなムードになりましたが(笑)、尾原氏自身が「どこでもドア」を持っているような稀有な存在でもあるので、この番組は地球上探しても他にどこにもないような、超貴重なコンテンツとして、未来永劫ネット上に存在し続けるんじゃないかと思います(#^^#)

といっても、尾原氏をまだご存じない方もいると思うので、あらためてご紹介しますが、ひと言で表現するなら「人類のために、インターネットの幸せな使い方を真剣に追及する研究者」って感じでしょうか。

彼自身、京都大学大学院時代に阪神・淡路大震災を体験し、混乱する避難所の手伝いなどのボランティア活動の中から「情報のハブ」さえあればみんなが笑顔になるんだ!という実体験を通して、人類を幸せにするためのプラットホーム思考に目覚め、そこからは自己の探求心の赴くままに生きて来られたようです。

なんと、今現在「12職目」だそうですが、もとはマッキンゼーのコンサルタントとして社会人としてのスタートを切った後、NTTドコモでiモード事業立ち上げに関わり、さらに「3年後に時代の中心となる場所」「ゼロからイチになる瞬間」を求めてリクルート、Google、楽天など名だたる企業を渡り歩き、今や彼が働きたいと言ったら断る企業はないでしょうし、彼が望めば国家の要人も含めて会えない人はいないんじゃないかと思います。これって、まさにリアル「どこでもドア」ですよね(*^^)v 

ご本人いわく「こちらが壁を作らなければ、どこだってフリーパスで行けるはず」だそうですが、その行動のみならず、思考の上でも何ら壁を作らず、「自由」という言葉が陳腐に思えるほどのスケールで、かつ目にも留まらぬ速さで、世の中に「変化」を生み出し続けるこの達人に対し、質問の達人、私、石原明が本質的な質問を次々とぶつけました。

●尾原さんは経営者でもないし、ビジネスマンでもない。ご自分はどういう存在だと思っているんですか?
●『ITビジネスの原理』にある「インターネットがアメリカで生まれた不幸」というフレーズに驚愕したんですが、どこからそんな思考が生まれたんですか?
●「言語」を越えた繋がりを築いたインターネット社会で、今後の日本が担う役割の本質をどうお考えですか?
●今の若者たちはすでに検索サイトを使わなくなっているみたいですが、そのことが示唆するネットの未来とは?
●ストック型からフロー型に急速に変化する社会において、今後の企業はインターネットをどんなふうに使っていくべきでしょうか?
●ネットを使う楽しみの質が「受信」から「発信」へ変化した消費者を、企業はどう巻き込んでいったらいいのでしょう?

などなど、質問が尽きることはありませんでしたが、ご自身のことを「カタリスト=触媒」と呼ぶだけあって、尾原氏の発する言葉の一つひとつが、私のリミッターをまた"カチン!"と外してしまった感じがします(笑)。

彼いわく、インターネットの醍醐味は、距離と時間に関係なく"熱量"を持った人同士が繋がれて「熱量の連鎖」を起こせることだそうですが、こんなふうにネットを通して、世界中に「ブレーキを外し合う仲間」を持てる幸せを体感できたことに、心から感謝したいと思います。

じつは私は、すべてのビジネスがまだまだIT化されてないと思っていて、ネットは単に電話やFAXの代わりをしているに過ぎず、ビジネスパーソンをちっとも楽にしていないように見えるのですが、それは、ビジネスの側からインターネットを見てるからわからないのであって、尾原さんのようにネット側からビジネスを見ている方の思考に触れることで、本当の意味でITがビジネスに溶け込んで、かつてないほどの大きな社会的変化が起きるんじゃないか、と考えていたりします。

尾原氏の著書は、読み進むにつれて思考が整理され、読むだけで頭が良くなる本ですが、この番組は、聴くたびに頭が柔らかくなり、劇的に思考の枠を広げる"特効薬"になるはずです。

2016年5月10日(火)に【前編】が、5月17日(火)に【後編】がリリースされますので、「シェア」大歓迎!! ぜひあなたの大事なビジネスパートナーにも教えてあげてください(@^^)/~~~

【100年経営研究機構】5月10日(火)「松下幸之助と100年経営」特別講演のお知らせ

このところ講演のご案内が続きますが・・・じつは、私、石原明が理事を務める【一般社団法人100年経営研究機構】の特別講演が、連休明け早々に開催されます。

5月10日(火)16時より(受付開始:15時) 六本木ヒルズの「ハリウッド大学院大学」にて、【松下幸之助と100年経営】というテーマで行われる重要な講演です。

Web上に申込みページがないので、チラシを大きく載せておきますね(*^^)v


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そもそも「経営」とは、継続と発展を意味しますから、起業するのはカンタンでも「経営」となると別物です。しかし、わが国日本は、100年以上続く企業数が世界一で、世界の長寿企業のおよそ4割が日本に集中していることをご存じでしょうか?

私が初めて起業した会社を「日本経営教育研究所」と名づけたのも、こうした日本古来の経営に敬意を表し、その本質を研究し、世界に広めたいと考えたからなんです。

私が理事に就任したこの【100年経営研究機構】も、「日本の長寿企業の持つ叡智を視覚化し共有する機関」ですから、ひとかたならぬご縁を感じます(#^^#)

今回は同機構の最高顧問を務める野田 一夫氏が、松下幸之助氏との深い交流から学んだ経営哲学を惜しむことなく公開するスペシャル講演ですから、このチャンスは見逃せませんね!

興味のある方は、下記のアドレス宛に、メールにてお申込みください(@^^)/~~~

★お申込み方法

 件名を【特別講演申込み】とし、
 本文に【お名前、会社名、お電話番号・メールアドレス】を記載の上、
 メールにて【info@100-keiei.org】までお申し込みください。

☆お問合せ⇒事務局 担当:志村様宛 (Tel: 03-5778-3228
                  ※もしくは上記メールにて)

経営コンサルタント石原明 公式サイト 石原明.com
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