グレーな本
2014.10.31 20:13 written by ishihara カテゴリ:おすすめ本の紹介
今回は、あの高城剛さんの『グレーな本』をご紹介したいと思います。なんとも印象的なタイトルですが、この本は高城さんが発行している有料メールマガジンの人気コンテンツである読者とのQ&Aコーナーを再編集したものでして、先に自費で電子書籍化してベストセラーとなった「白本」と「黒本」の合本ということで『グレーな本』なのだそうです(*^_^*)
ちなみに、世の中には有料メルマガで月に数百万円以上稼いでいる方もいらっしゃいますが(@_@) いずれのメールマガジンも、ものすごーく濃い内容で、毎月25,000字~30,000字くらい書いているのを目の当たりにすると、「しゃべるほうが楽だよなぁ~」などと、思ってしまいます(笑)。
それはともかく、ひとつだけ残念でならないのは、この本がリアル書店だと「サブカル」コーナーに置かれていたりすることです(ー_ー)!!
ご存じのように、高城さんのご著書はいずれも"本質的"な内容で、この本も「Q&A」という軽いタッチで作られているにもかかわらず、回答の中からは、ものすごーく深い思考が感じ取れたりします。
そもそも彼は、日本という小さな島国をベースにモノゴトを見ていません。常に世界基準で発想していて、まるで彼自身の生き方を通じて、現代の日本に警鐘を鳴らしているかのようでもあります。
そんな有り難い本が「サブカル」でいいのか?と思うわけですが、そもそも情報の価値というものは、受け取る側によって、大きな開きがあるものです。
あなたはこの本を読んで、どの部分に"ひっかかり"を覚えるでしょうか? 今の自分のレベルを知る意味でも、ぜひ手に取ってほしい一冊です(@^^)/~~~
ポッドキャストのニューフェイス「経営のヒント グローバル」&オーディオブック♪
2014.10.27 16:55 written by ishihara カテゴリ:とっておき情報
しだいに秋深まる今日この頃、「読書の秋」を満喫されている方も多いと思いますが、情報化社会が進化したこの時代に、1日24時間の中で「本を読む時間」を確保するのは意外に難しいことではないでしょうか?
そんな時代背景もあり、2009年12月にスタートした私のポッドキャスト番組『経営のヒント+(プラス)』(無料版)とさらにその後スタートした『経営のヒント プレミアム』(有料版)のリスナーさんは、想像をはるかに超えるほどの勢いで、世界中に増え続けているようです。
『経営のヒント+(プラス)』は250回を迎え、その累計ダウンロード数は1,600万回を超えたようですから、『経営のヒント プレミアム』も加えると、相当数のリスナーさんに聴いていただいていることになりますが、最近は海外のリスナーさんからも、質問が届くようになり、「石原先生は、コンサルをどんな風にやっているのですか?すごく知りたいです!!」などという熱いメッセージが届くこともめずらしくありません。
そんな中、世界で活躍しているリスナーのみなさんからのメッセージにアクセスしてみると、私のまわりの海外ネットワークが驚くほど広がる。。。といった現象が起きてきました。そこで、いよいよみなさんの声にこたえるべく『経営のヒント グローバル』をスタートすることにしたのです(*^^)v
私自らが世界各国をまわり、その土地に根付いている文化・特色、今世界を舞台に生で起きている出来事をビジネスとして切り取り、コンサルの現場で常に持っている視点や考え、発想...etc...を通じて、石原明のコンサル現場を臨場感あふれる構成でお伝えしたいと思います!
記念すべき第1回目は「スペインのイビサ島」で収録してきたのですが、世界に一流リゾート地は数々あれど、イケてる人はみな「イビサ」を知っている、という感じの島でして、そもそもスペインは国全体が観光を事業として行っている国であると同時に、世界でもトップクラスで観光産業を成功させている国の一つでもあります。その中で「イビサが世界中のVIPから愛される理由」とはいったいなんなのかを徹底的に紐解いてみました。
世界でビジネスをしたい人はもちろん、日本で突き抜けたいビジネスパーソン必聴の音声プログラムに仕上がっていますので、ぜひお聴き逃しなく♪
また、時を同じくして、私のベストセラーの赤い本『トップ3%の会社だけが知っている儲かるしくみ』がオーディオブックとして発売されました\(~o~)/
忙しい現代人にとって、「耳から学習」は、その効果や効率性を考えると計り知れない可能性を秘めた世界だと思っています。まだ試したことのない方も、ぜひこの機会にその扉を開いてみてはいかがでしょうか(@^^)/~~~
日本一の大投資家から教わった人生でもっとも大切なこと
2014.09.26 14:45 written by ishihara カテゴリ:おすすめ本の紹介
今回ご紹介するのは、本田晃一さんの新刊ですが、もともと彼とは知り合いで、先日久しぶりに一緒にお茶をして、この本を献本していただきました(*^_^*)
久しぶりの本田さんは変わらぬ笑顔、いや前にも増して"幸せオーラ"を放っていたように感じましたが・・・この本を読んで「なるほど~!」と納得できました(笑)。
本書は「タマゴボーロ」や「麦ふぁ~」でおなじみの竹田製菓の竹田和平会長と500回以上寝食を共にして書き上げた渾身の一冊ですが、竹田氏は知る人ぞ知る日本一の個人投資家。自らを「花咲爺」と名乗り、その「まわりに福を与える生き方」に感動を覚える人も少なくありません。
本田さんは当初「ウマイ投資の秘訣でも聞ければなぁ~」のという軽い下心もあって(笑)、竹田氏に近づいていったようですが、結局のところ「和平哲学」や「帝王学」を学ぶことになり、前よりもっともっと幸せに生きられるようになったわけです(*^^)v
じつは私も「帝王学」は研究中でして、いつの日かクローズで、選ばれた人だけが参加できるセミナーを開こうなどという計画もあるんですが、「帝王学」を学ぶには"下地"のようなものが必要で、一般に広く理解されるようなものではないため、書籍にするには難しい部類の話なんです。
ですから、本当の「帝王学」は口伝が多く、真実は創業家一族しか知らない・・・みたいな世界なわけですが、この本のように、それを学んだ人のフィルターを通して書かれた本はとても読みやすく、それも「本田晃一」という特別なフィルターを通して出てきた文章には、ものすごい価値を感じます。
「成功したければ成功者に聞けばいい!」・・・こうしたシンプルな思考ができる人って、意外なほどに少ないものです。ですから、若い世代の方はとくに、この本に描かれている本田さんの生き方そのものが刺激になると思います。
秋の夜長、グラスでも傾けながら、この本片手に"脳内劇場"を繰り広げ、自らの生き方を"哲学"してみてはいがかでしょうか(@^^)/~~~